腰壁について
2019年11月26日
腰壁は、壁の下半分に板やパネルなどを張って仕上げたものです。
床から60~120㎝程度の高さに張られています。
床面から腰の高さ程度の壁は
キズや汚れることが多いため
壁の上半分よりも頑丈な素材が使用されます。
腰壁にのメリット
・部屋のデザイン性を向上させる
部屋に程よいアクセントが出て高級感があります。
・壁のディスプレイが楽しめる
腰壁は木材であれば穴が目立ちにくいため
壁面を利用したディスプレイが楽しめるようになります。
・壁の塗装を剥がれにくくする
珪藻土や砂壁など衝撃に弱い壁は、こすれると塗装が剥がれてしまいます。
腰壁があれば塗装が剥がれにくくなります。
・壁をペットから保護する
爪とぎなどで壁が傷つく可能性が高いだけでなく
壁紙にキズがつくと全面を張り替えることになります。
腰壁であれば、その部分のみ張り替えることで済むため
工事の費用と時間がおさえられます。
腰壁のデメリット
・壁紙よりも工事費用が高くなる傾向がある
・クロスが傷ついた場合、張り替えの作業が難しい
・ホコリがたまりやすい
・腰壁の色や素材選びなど部屋全体のバランスを考えるのが難しい
腰壁は、素材にこだわると工事費用が高かくなってしまったり
家具の設置場所を考える手間がかかりますが
壁の保護やデザイン性の向上、安全性の確保になります。