和風住宅の豆知識 リビング
2019年04月10日
和風住宅の豆知識
今回は和風リビングについてです。
歴史
日本家屋において、一昔前までは
茶の間と呼んでいたものがあります。
こんな感じでしょうか。
その当時、茶の間では家族が集う、生活の中心の場として
主に食事をとったり、一家団らんの場となっていました。
日本の住宅の基本的な間取りには
このプライベートな空間である茶の間と
客を迎えるための座敷や、応接間がありましたが
近年では生活様式の洋風化により
昔ながらの茶の間は見られなくなっています。
現代
かつては来客があった場合のことを考えた作り方がされていたので
リビングはいつも整然ときれいでなければなりませんでした。
いわゆる客間と言うものですね。
しかし、生活様式の変遷とともに
客間は姿を消し、リビングやダイニングが一家団らんから
来客の接待まで幅広く活用されるようになりました。
さて、そこでみなさんはどのようなリビングが理想でしょうか?
人によってさまざまでしょうが、例えば和風リビング。
自然素材の天井や扉、障子や和風照明などを生かした
癒しの空間のニーズも最近は増えています。